2007年08月02日

「覚悟して下さい」だったちょび@ 熱射病発症

病み上がり.jpg
やっと少なめながらもご飯が貰えたちょび。 まだやる気はでないらしいたらーっ(汗)



ほぼ17年、駄目執事(および昨秋までは駄目執事一家)と生きてるちょび。

これまでに何度か先生から『覚悟して下さい』のお言葉を頂戴した経験がある。
全て、執事(および執事一家)の怠慢によるもの。

そうなのだ。犬の命を最も脅かしてるのは、実は飼い主だったりする。
直接なんかしちゃう訳じゃなくても。(許せないことだが、やってる奴もいるね、世間にはむかっ(怒り)
犬の体調の変化を見逃さず、適切な治療を適切な時期に受けさせれば、
脅かさずに、あるいは失わずに済む命は多いはずだ。
よくしゃべらないからって言うけど人間だって赤ちゃんは喋らんよね
ってことは喋らないことは免罪符にはならないよね。

それを頭では分かっているのに、してやれなかっただけに書くことは気が重い。
しかも、これから書こうとしてる事はこの時期、わんこ関係の情報として
もぅ、うるさいっ!ってくらい、皆さん目にしてるはずだ。
執事も『知って』はいた。でもやってしまった。
だから、どうか、どうぞこれを見た方が、もう一度『うちは気をつけよう』と
自分に引き寄せて思ってくだされば、と切に思う。

3年前の4月。晴れた、爽やかな週末。執事実家には1歳の誕生日を目前に
歩き始めた執事家初孫がご来訪。もぅ、皆メロメロでヨチヨチ歩きに夢中になっていた。
その間、わずか数十分。
当時、リビング脇のガラスサッシの向こうのサンルーム(っていうか物干し)
&そこから出入り自由な庭で生活していたちょび。
義妹が『お姉さん、ちょびが“はぁはぁ”言ってますけど。。。』とガラス越しのちょびを見て言う。
『いつものことだけど』と覗くと、『いつもの』ではない、“はぁはぁ”だ。
なんていうのか、肩で息するって感じ。ヤバっと思った執事は水を飲まそうと食器を見ると、空。
どういうこと?! 即、氷水に粉末ポカリを溶かしちょびに与えた。
食器半分ほど(250ccくらいかな)を一気飲みしたちょびを、
保冷剤を首や内股にあてて冷やした。いくらか呼吸が収まったかと思った数分後、
執事の膝から猛ダッシュで逃げ出すと、家中を全速力で走り出した。
もう1年近く登らなくなっていた階段も1段抜かしの勢いで
そのままのスピードで駆け上がり、そのまま今度は降りてきた、
というより半分転がり落ちてきた。一瞬たりとも止まらずにである。
しかもなにしろコレまで1度たりとも見たことのない尋常じゃないスピードなのだ。
執事母が『あぁ〜っ!ちょびぃ!』と悲鳴混じりの声をあげているので、
『興奮してるから黙って!』と怒鳴り、(自分も怒鳴ってたと思う)執事は
必死でなんとか体で止めようとしたがどうやっても捕まらない。
完全に“いっちゃってる”状態なのだ。その後数回失敗した後にやっと捕獲。  
この間、およそ5分程だと思う。(もっと長く感じたけど)即、病院へ。
病院までの30分も保冷を続けていた所、着く頃には落ち着き、ちょっと安堵した執事。
事情を説明すると、数人の先客がいたにも関わらず、先生は
“緊急なのでゴメンなさいっ!”と先にちょびを看て下さろうとする。
『だいぶ落ち着いたんで大丈夫です』という執事に、
先生は『血液検査してみないとだけれど、危ないですっ!』と。
???どういうこと???一気に頭ん中はパニックに。
血液検査の結果は腎臓の値が非常に高いこと、
細胞が死んだ証の数値も高いことを告げられた。
訳わかんない顔をしていたであろう執事に続けて、
『腎臓の値が165(仮)って出てますよね、これは160(仮)超えると
過半数以上は確実に腎不全を起こしてます。
で170(仮)になったらまず助かりません。細胞の壊死を表すこの数値も
ここまで高いと確実に脳がダメージを受けています。』と説明してくれた。
スミマセン、数値をはっきり覚えてないんです。たしか6と7の間で3桁だった気が
するって程度なので、仮とします。で多分BUNの値だったと思う。なにしろ
正常値の5倍位あったと思う。これは大ごとだと貧血起こしそうになったから。
で細胞うんぬんってのがGOTだったと思う。これは正常値の確か数倍あった
。)
その後確認した所、CPKが774(正常値49〜166)もうひとつはLDHだったそうです。
クラッと来た。点滴くらいは必要かもと思っていたが、
目の前でちょっとはぁはぁいってるだけのちょびが死にかかってるとは
全く、ぜんぜん、思えなかったから。
そんな間にも先生は助手の先生に矢継ぎ早に指示を飛ばし、後脚に留置を挿入され
即点滴開始。
沈静をかけて腎臓の治療を出来る限り行うこと、但し急変はありうること、
腎臓が治療できても、脳のダメージは避けられないことを言われた。
脳がダメージ受けるとどうなるのか?と訪ねた執事に先生は沈静を解いてみないと
分からないけれど、後遺症として痴呆の症状や四肢の障害が出る可能性は
高いでしょう、ただしそれも助かればの話ですっ!!と語気を強められた。
重ねてコレだけ腎臓の値が悪いんじゃ、どうなるかは分かりません。
あとはちょびちゃんの頑張り次第です。なにしろお預かりします。と。
この時の執事、何にも考えられない状態だった。どうしよう、どうしよう・・・と
ただそれだけがぐるぐる頭の中を回ってた。
その後2日、興奮を避けるため面会禁止を言い渡されて、電話のみだったが、
毎日の血液検査の結果、腎不全は免れたらしいことがわかった。
しかし、脳は・・・。命は助かりそうだとの知らせに、
たとえ垂れ流しだろうが、寝たきりだろうが、面倒を見る!、
自分が招いた結果なのだと自分に言い聞かせていた。
3日目、迎えに行くといつもと変わらず走り寄ってくるちょび。
先生に異常なかったんですね?と訪ねると、とりあえず現在見える形では
出ていませんが脳のどこかがダメージを受けているのは事実です。
あれだけの数値が出てましたからね。今後どういう形で出てくるか、
あるいは出ないままかはわかりません。と告げられました。 
ただただ命が助かったのが嬉しくて、後のことなんかどうでもいいのが
本音でした。


あまりに長くなっちゃったので明日に続く。


********************************
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もう1日だけお付き合い下さいませんでしょうか。ついでにぽちっもお願い。恐縮です顔(汗) 




ニックネーム 執事 at 09:16| Comment(14) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
chobimamaさん。はじめまして。
私も最近ブログを始めたばかりのカカオと申します。昨日ブログ村で偶然お隣にいらっしゃったので(笑)初めておじゃましました。
何というか・・・衝撃を受けました。ちょびちゃんのことを読んでいて私の悩みなんてまだまだだなぁと・・・。あまりにノーテンキな自分が恥ずかしいのと、改めて思い直されるのと、何か大事なことに気付かせてもらいました。
将来訪れるかも知れない大事なことがたくさん詰まったブログですね。過去記事もはやく読破できるようにがんばっていますが、長いので(笑・うそうそごめんなさい)一度には無理なので少しづつお邪魔しています。私も長くなりましたが(苦笑)次回の記事も楽しみにしています。
Posted by カカオ at 2007年08月02日 10:50
チョビ君♪
ボーダシャツが↑かわいい☆☆
黒執事(爆)には、刺さりましたm(_)m
私も「おデブさん」なんて言われると
「ピキッ...」と、なりまくりです(笑)
何でも
「ご指導ご鞭撻ヨロシクお願いします」
              m(_)m
知識と情報のコミュニティー「おぉ..☆」
ブログって凄い!!(笑)
(おちゃらけモードですんませんm(_)m)
まじ!ヨロシクです(by むー)



Posted by はちまま at 2007年08月02日 11:11
*カカオさま>
 はるちゃんのお姿、拝見させていただきました☆なんかちょびではなく執事の
駄目ぶり公開なつっこみ所満載なブログなんですが、こういうネガティブな飼い主の姿も
ありかと開き直って長々書いてます。先輩達を含め、皆さんに支えられての執事です。
いや、執事もちょび8歳まではのー天気どころか放置でしたからあせあせ(飛び散る汗) 
その頃の積み重ねがない分、今こんなことになっとりますたらーっ(汗) 
楽しみにしていただけるなんて、益々頑張って長っ〜い奴UPさせて戴きます顔(イヒヒ)
(うそうそっ いやどうかな?!)

*はちままさま>
 えぇ、そうです。執事、結構黒いです顔(笑) 毒吐きます、はい。
ぱつんぱつん当時は散歩の度に、青筋立ってましたから、執事も。
ご指導なぞは出来ませんが、「そうらしいよぉ〜!!」と吠えてはいくつもりです。
どうやら、相当ちょびは獣医さんに恵まれてる様なので、
せっかく教えていただいたことは皆さんにもお知らせしようかと思ってます。
意外に些細なことまで教えてくれない先生が多いようなのでね。
「駄目執事の恩返し」です。はたは織れないんで顔(イヒヒ) 
むーさまともどもこちらこそヨロシクです犬(足)

Posted by chobimama at 2007年08月02日 12:15
犬の命を最も脅かしてるのは、実は飼い主だったりする。

↑ほんと、そうですよね。うちも耳が痛いお話です・・・。

熱中症や熱射病って気付くのが遅くなると取り返しが付かなくなりますもんね。
ちょびちゃんは命が助かって本当に良かった♪

PS.ちょびちゃんのボーダーシャツ、可愛〜い♪
Posted by みらい at 2007年08月02日 12:42
*みらいさま>
 暑さ対策、ご苦労してるようで・・・。
うちはいわゆるひえひえ系は手触りで全てちょび拒否なので、諦めましたたらーっ(汗)
唯一、ペット用品通販カタログPE●PYで買ったバカ高いクールジェルマットは
1夏のみなんとか乗ってましたが、カビ生えたし顔(泣) 
なんかボーダーTの評判が良い様であせあせ(飛び散る汗) 
ちなみに最大手100均の300円という代物です犬(泣)
値段じゃない証拠ですな(くすっ)
タローくんも暑さに負けず、ふぁいとーっ!
Posted by chobimama at 2007年08月02日 13:28
chobimamaさん。こんにちはHello
コメントありがとうございましたm(uu)m
メッチャ、うれしかったですよー犬(泣)
先生にも言われてない事を教えてもらえて、とっても助かりましたClap
「ドクターちょび」と呼びたいくらいっダッシュ(走り出すさま)

壮絶だったんですね・・・よく、乗り切られた顔(泣)
うちも外犬。もしかしたら今までにも起こっていたかも・・・な話ですたらーっ(汗)
だいのブログでも過去にぶっちゃけてますが、アタシは決していい飼い主ではなかったです。だから、今回の病気は、昔キチンとお世話をしてあげなかったあたしたちが悪い。そして家族への試練だと思ってマスたらーっ(汗)
とはいえ、一番ツライのはだい本人だから・・・申し訳なさで一杯なんですあせあせ(飛び散る汗)
ブログを始めてから、皆さんの家族であるワンコに対する愛情を目の当たりにし、自分が恥ずかしかったです。

ちょびちゃんのお話、またまた勉強になりました。この夏は特に気をつけてやりたいと思いました。貴重なお話、ありがとうございました犬(笑)
Posted by なな at 2007年08月02日 17:42
初めてコメントさせていただきます。
実は時々拝見していまして・・・
すごく勉強になるなぁと思っています。
いずれ、どんな元気なワンコも歳をとり
病気になり、誰かの手が必要になります。
執事さんは、とても前向きにちょびちゃんとの生活を紹介してくれて、シアワセそうな表情のチョビちゃんを見ていると大切にされているのがよくわかります。
執事さん、ご自分をあまり責めないようにね。
介護はほんとうに大変でしょうが、頑張ってください。
暑さもこれからが本番。
どうかどうかずっと元気で過ごされますように。
Posted by マミー at 2007年08月02日 17:54
*ななさま>
 たくさんのコメントレスでお忙しいでしょうに、わざわざありがとうございまするんるん
大ちゃんは幸せモンだねぇ。前立腺の周りには排尿を司る神経が張りめぐってますので、それを傷つけたり、刺激すると、尿漏れがおこる場合があるんですよぉ。これ人間も同じ。実は執事父が前立腺の病気してるんで詳しいの、ははっ。今日、久々に実家に行き、ちょびの過去の病院会計表の束を発見し、見返してたらちょび13歳で去勢してましたたらーっ(汗)大ちゃんより高齢でしてるしちっ(怒った顔)その上抜歯手術も2回してるしあせあせ(飛び散る汗)執事の記憶は当てにならん。って位、執事もいい加減だったのです、はい。胸は痛むんだけど、取り返せないから、その分これからです!ちょびは少なくとも他の飼い主がどんなに良いかは知らないので(よかったよ、文字読めなくて顔(汗))執事が1番と信じさせておくつもりです。できたら明日の記事を併せて読んでいただけると執事大変嬉しいデス黒ハート

*マミーさま>
 いやぁ、とんでもないです。非常に悲観的で、結構放置ですあせあせ(飛び散る汗) 責めるというより、自分が情けないんですよね。なんで気付けなかったのかぁって。案外そうやって何気なく過ごしてしまって、残り少なくなって初めて気付くものなのかもしれません。今、いてくれるからこそ気付けることなので、後悔するのはまだ早いと自分を励ましてます。もうちょっといい思いをしてほしいので、ちょびには。JUNくんこなつちゃんも暑さには気をつけて過ごして下さいね!なにせ日向大好きですものね、ビーグルは。
Posted by chobimama at 2007年08月02日 19:22
今日はうれしい書き込みをアリガトウゴザイマシタ。

早速お邪魔します。

um....未だ幼いころ。
ソンナ大変な出来事があったのですね。
胸がどれだけ痛んだことでしょ。

デモ明日17歳を迎えることが出来て
ホントにすばらしー!!

素敵な白いお顔。
pascalを思い出します。

Posted by naaron/naoko at 2007年08月02日 21:03
今日はご訪問くださって、ありがとうございました。
17歳。おめでとうございます。

龍之介も追いかけます。

だから、元気でいてくださいね。
Posted by Twin-twins at 2007年08月02日 22:28
*naaron/naokoさま>
 pascal君を思うお気持ちに、自分の未来が見える気がした私でした。
私も今、同じように明日は・・・と信じているから。
そしていつかその日が来なかったことを思うでしょうから。その日まで・・・。

*Twin-twinsさま>
 同い年の龍之介君、ミルクティー仲間にちょびも入れてやって下さいな。
ちょっとお先に誕生日です。1歳年上ですね。
お待ちしてます、10月まで☆ 頑張りましょうね、ミルク仲間になるまで!!
Posted by chobimama at 2007年08月02日 23:03
細胞が死んじゃう?
かなりショッキングなお話です。
身につまされる思いだぁぁ。
ウチも15才の夏と16歳の夏と、ずいぶん様子が変わってきてます。
細心の注意を払わないと「今さっきまであんなに元気だったのに?」なんてことに
なりかねないと思います。
命があれば・・・ですよね。
どんな姿になってもちょびちゃんはちょびちゃん。ルナはルナ!
助かる命を脅かすことのないように「気をつけよう!」
Posted by みどりん at 2007年08月02日 23:18
暑中お見舞いを有難う御座いました^^
しっかしホント暑いですねーあせあせ(飛び散る汗)
chobimamaさんもどうぞご自愛下さいね♪
執事が倒れたら王子が路頭に迷ってしまいます><
熱射病もワンコだけがなるものではないですからね〜顔(汗)くれぐれもご用心を。

ちょびちゃんの具合は如何ですか?
良い飼主だったかどうかなどはママが決める事ではなくてちょびちゃん自信が判決を下してくれることですね^^まだまだこれからですから深呼吸しながらゆーっくりいきましょぅ♪
陰ながらいつも応援してますよ〜☆
Posted by あやぽん at 2007年08月02日 23:34
*みどりんさま>
 ルナたんはしっかり用心だもんね!
赤バンタナ高齢犬仲間は、遠いお空の下、頑張るのだるんるん

*あやぽんさま>
 昨日は朝飯抜きで執事は外に出たところ、クラッとくる程の暑さでしたね〜。
人間もですけど、うさもなるのかな?なるだろうな、
温度調節機能に限りある生き物はみんな。
 ちょび自身が決めること。そうですね。考えれば執事も執事母にブチブチ言って来たから、
ちょびは文句垂れない分、恵まれてる?執事の自己満足に終わらないように、
ちょびがキューキュー満足じゃ!と喋ってくれるように(笑)ゆるゆる行きま〜す顔(笑)
いつも心強いです、あやぽんさんの一言☆
ミカわんはご飯食べられたかなぁ。
Posted by chobimama at 2007年08月03日 10:00
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