2007年11月29日

ちょびがやってくるまで

プロフィールにはちょび以外メダカくらいしか飼った経験がないと書いてた執事。
でも本当は数日だけ犬を飼ったことがあります。
名前は『やかちゃん』。雌のビーグル犬でした。

当時、家に出入りしていたあるおじさんが息子が海外留学してしまった寂しさから
犬を飼い始めたと。ビーグル犬の雄で、
『毎朝散歩の催促されて、健康にいい』とか『犬と一緒に暮らすとこんだけ楽しい』とか
もう、山ほど犬自慢を聞かされました。で、実にうらやましくなった執事と家族は
おじさんの家に見に行くことに。妙にスリムなビーグルの仔犬がおりました。
遊び倒して帰って来ました顔(笑)
(でも帰り道、『仔犬は丸々しているほうがよい』という意見の一致をみましたあせあせ(飛び散る汗)

私達が可愛がっている様子を見たおじさんはちょうど受験生だった執事に
『合格したらビーグルをプレゼントするよ!』と。
執事は話半分に聞いていました。可愛かったけど、飼いたいまでは正直思ってなかったし顔(汗)

で無事合格した3月。いきなりおじさんから電話が。
『かわいいビーグルをブリーダーさんから手に入れた。初めてで慣れないだろうから
ある程度家で慣らしたら連れていくから。
あと雄はやんちゃだから雌にしたから安心して可愛がれるよ!』と。
えぇ〜???マジですか?!

執事父は真剣に動物が嫌い。でその母である執事祖母はもう目の敵って位、
動物が嫌いでした。なので、執事家では長らく動物は飼えなかったのです。
でもその前年、執事祖母は亡くなったので、まぁ、確かに執事父を説得すれば
やっと動物を飼えるチャンスではありました。
そんな事情も知っていたおじさんはプレゼントなら執事父も『駄目』とは言わないと
踏んでいたと思います。
突然で、しかも事後承諾で、びっくり!!ではありましたががく〜(落胆した顔)
結構嬉しかったりしておりました。
執事弟は動物大好きだし、執事母は小さい頃から犬や猫と暮らしていたので、
家族的にはそんなに不安はなかったのです。
みんなでやいのやいのと名前を『やか』に決め、来る日を楽しみにしていました。
この『やか』という名前は『番ねずみのやかちゃん』というイギリスの昔話から
立派な番犬になるようにと名づけたものです。

しばらく経ったある日、また突然おじさんから電話で
『週末に届けます。あまり大きくなっちゃうと可愛いのが楽しめないから』と。
でいきなり餌1袋と一緒に『やか』は我が家にやって来ました。
毎日ぎゃんぎゃん吠えていたのだけを覚えています。

執事は旅行にいく予定が前々から入っていた為、『やか』を残して数日後から出かけました。
そして、旅行先で『やか』が下痢をしていること、ご飯も食べないこと、
病院で寄生虫によるもので駄目かもと言われたことを知りました。
急いで予定を切り上げて帰宅しましたが、帰って来た時には
『やか』は冷たくなって、硬くなって、お花に囲まれて箱に入れられていました。
執事は『自分が戴いた犬なのになんて無責任なことを
してしまったのだろう』と本気で後悔しました。
徹夜で看病した妹と母の『ホントに苦しそうでかわいそうだった』
という言葉に何も言えませんでした。
『何もしてやれなかった』とぽそっと呟いた妹の姿を今でも思い出します。
知らせを聞いたおじさんは『家の責任だからこちらで引き取る』と
その日のうちに『やか』を連れて帰りました。
だから執事は『やか』をどうやって送って下さったのか知りません。
後で、『ちゃんとおくりましたから』と聞いただけです。

その後、あまりにも短かった『やか』との生活が忘れられなかった妹と弟は、
『もう一度飼いたい!』と。2人は『もう、こりごりだ』という父を説得して、
『やか』と同じビーグルを探し始めました。
偶然母が友人の近所のブリーダーさんの所で夏に出産予定があると聞きつけ、
3人はそれは楽しみにしていました。
でも執事は『やか』の事があり、飼いたいとも言えなかったし、
いまひとつ一緒に盛り上がれませんでした。
生まれたとの知らせに見に行こうと張り切っている3人に『私はいいや』と言ったほど。
執事の犬は『やか』で、その『やか』をほって置いて死なせてしまった執事は
生き物を飼う資格はないと思っていました。

そして『やか』が逝ってから約半年後、道中、
妹の手をガジガジ噛み続けながら『ちょび』が我が家にやって来ました。


本当に1週間にも満たない時間だったので『やか』の写真はありません。
顔もぼんやりとしか浮かばない・・・。

下これはちょび。
親父.JPG
現在に至るまで全くちょびに無関心な執事父の意外な1コマ発見!!
モザイクかけるのもったいないほどのデレデレ顔してるしあせあせ(飛び散る汗)
こんな時もあったんだね。。。しみじみ。
ちょびの耳も黒いしね。。。しみじみ。しみじみ。

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にほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 『ぶっとい脚は大きくなる証』by公輝(通称ハムテル)
大きくはならなかったけど、丈夫に育ったね、ちょび。
なんやかやと病院にすっ飛んでってた執事ダケド、先日先生にしみじみ
『おおきな病気もせずによくここまで来たねぇ』と言われて『そうなんだ』と
始めて知った次第です。それなりに(ヘルニアやら根尖歯周炎やら熱射病やら)
病気はしたケド、ちゃんと見事あっさり回復したもんね♪丈夫だわ、やっぱり。
ニックネーム 執事 at 14:19| Comment(12) | TrackBack(0) | 生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

きっとずっとちょびちゃんとchobimamaさんを見守って来てくれてましたよね やかちゃん。
今もちゃんと見てくれてるような気が凄くします。
やかちゃんとのそんな出会いと別れがあったからこそ今のchobimamaさんとちょびちゃんが居る(^ー^)
やかちゃんの分までいっぱいいっぱい犬生を謳歌しないとだよね^^ちょびちゃん。
Posted by あやぽん at 2007年11月29日 14:38
*あやぽんさま>
ちょびがいなかったら、きっと二度と生き物を飼わなかったと思います、執事。もちろん、ちょびにも『アタシの犬じゃない』と頑なに近づかずに来た私でしたが、図らずも今、やかにしてやれなかったことをちょびにしてやれることは私にとってはとても大きな財産。ずっと文字にも出来なかったし、人にも言わずに来たけど、やっと思い出せるようになりました。これもちょびのお陰だな。私が近づかなかった分、兄弟がちょびを見てきてくれたことにも改めてありがたいと思えるのです。執事は今、いいトコ取りだものるんるん
Posted by chobimama at 2007年11月29日 18:19
どうやら赤ちゃんの頃からちょびちゃんとMattyはそっくりさんのようですよ〜♪
こちらをご覧になってみて下さいな。
http://benihanak.exblog.jp/3467172/


Posted by kyoko at 2007年11月29日 22:08
ご無沙汰してしまいました。

ふふふ。道中妹さんの手をカミカミですか。うちもでしたっ!!
うちも小さいころは、激カワユかったです。暴れて手には負えなかったけど。

ところで例のアレ、明日予約のために電話する予定です。また連絡しますね。
Posted by 秋カボチャ at 2007年11月29日 23:25
*kyokoさま>
実はMattyちゃん全部チェック済みな執事ですあせあせ(飛び散る汗)似てるんです、ホントに顔(笑)実は秘かに話題なんですMattyちゃん顔(イヒヒ)ちょびを知っている方が興味半分で見てはみんなビックリなさってます。絶対並べたら分らないと思います。この角度が似てるとかじゃなく、どこから見ても似てますから顔(笑)きっと何処かで遺伝子繋がってる気がします。くそーっ!!血統書なくしちゃったんですよ、ウチふらふらMattyちゃんも長寿の家系かも?!

*秋カボチャさま>
ご実家の羊、顔(イヒヒ)むっちゃかわゆするんるん例のアレ(アタシら、怪しい結社っすか?!)日曜はダメッスよ!午前中のみっすよ。ご連絡、お待ちしとります。
楽しみっす。党首はちょびを踏めるサイズだそうでたらーっ(汗)誰が言ったかは内緒です顔(イヒヒ)
Posted by chobimama at 2007年11月30日 02:25
chobimama家は知り合いのおじさん(さま)がきっかけでビーグル飼いが始まったんですね。
やかちゃんですか。
そんな悲しい出来事があったなんて、犬にも病気はつき物ですものね。そばで大イビキかいているはるが、ここまで育ってくれただけでも感謝しなくちゃですね。
ましてやちょびちゃん、こんなに長生きしてくれているなんて、なんて幸せなことなんでしょう。やっぱり犬って色々な物を与えてくれますね。
Posted by カカオ at 2007年11月30日 08:59
ちょびちゃんの前に、先代ワンコの「やかちゃん」がいたんですね
私もるくおの前には、ウサギを飼っていて3ヶ月で病気で亡くしました
その経験が、ちょっとでも様子がおかしければ早めに病院に連れて行こうって思うようになりました
るくおも、結構過保護なくらい病院行ってるかもしれません(^_^;)

「やかちゃん」がいたからちょびちゃんと運命の出会いがあったんですね(*^_^*)
お父様のデレデレぶり、モザイクかけていてもわかりますよ^m^
だって、こんなに可愛いんだもん無理ないですね♪
Posted by ポチ子 at 2007年11月30日 10:13
*カカオさま>
めだか以外の初めての生き物で、意気込みも大きかったし、充分大人だと自負もあった年齢でやかのことがあって、ある意味、執事のトラウマだったんだなぁと今改めて思います。今のちょびに対する思いの原点はここだったのか・・・とやっと最近気付いた執事。めぐり合わせに感謝ですね!ホント、カカオさんの言う通りだね。こんなに長生きするとは予想外でしたもん。
高校時代の同級生なんですけど、ハムスター飼ったら逃げられ、次に兎飼ってまた逃げられ、懲りずにビーグル飼って逃げられメタメタになってたコがいましたたらーっ(汗)周りは『明らかに選択ミスではないか?!』と思いっきり苦笑してましたが、今思うと本人はそりゃぁ辛かっただろうなぁって顔(汗)若さとはいえ、『なんで脱走が得意なモンばっかり飼うのよ?』って皆で突っ込んで、本人ボロ泣きさせちゃったんです・・・。悪いことしたなぁとちょっと心が痛い。でもみんな庭の土の上で金網で囲っただけの小屋?!で飼ってたって穴掘って逃げる奴らばっかじゃんっ!!学べよ!!と当時も今もやはり思う。。。

*ポチ子さま>
先日、久々に執事、単身で実家に行ったら、父は『えっとあの、犬!えっと、えっとちょびだ。あれはまだ生きているのか?』と言いました。お父さん、言葉の使い方を学んで下さい・・・たらーっ(汗)
そして16年同居してた飼い犬の名前くらい覚えていて下さい・・・たらーっ(汗)
ことほど左様に人付き合い?!が苦手な父ですが、彼なりに気にしているらしいことは分かりました顔(イヒヒ)たぶん父は数えるほどしかちょびに触ったこともないしあせあせ(飛び散る汗)なにしろ生き物(人間含む)がキライな人なのです顔(汗)
そんな彼ですが、少し前の夏の記事に書いたけど、実家を訪れたちょびに『頑張れな』と言葉をかけて、ちょびが御礼?にハゲ頭を舐めたことがありました。
17年という年月は偉大だ!と思います。そして犬という存在もたかが犬、されど犬ですね。
ちょびのお陰でウチの家族はまがいなりにもなんとかなってたのかも?!
Posted by chobimama at 2007年11月30日 13:14
ちからをこめて、まとめよみいたしました〜。(笑)
お正月のお膳にあしらう「折り鶴」を折りながらですが・・・。
モザイクパパさんのお顔想像すると楽しいです。
17年分のコトバを持たぬ生き物の存在、chobiくんの存在は、
やっぱり大きな力を持っているとおもうよ。( 彗星物語のフックのように。)

ウチの実家の父は、今、心の臓の調子が悪く、入院中ですが、
母の話だと、在宅していたころは、毎朝、お仏壇に、
「(自分の名前)と、(母の名前)と、札幌にいる(わたしの名前)と、他一匹を
おまもりください。」と
祈ってたそうです。
今は、祈ってる本人がいちばんタイヘンなことになっています。
祈られてる家族は、すこやかだな〜。

PSの「ハムテル」・・・・・・好きです。
ハムテルの親友も、血の分析の好きな女の人も。
Posted by ゆた。 at 2007年11月30日 13:55
*ゆた。さま>
執事もね、父が父なりにちょび(名前は即、思い出せなくてもね顔(汗))を思っていてくれるのだなぁとちょっとまだ捨てたモンじゃないのかもとちらっと思ったりしました。執事は家族と非常に折り合いが悪く、飛び出しちゃったし、『捨てました』位な勢いだったのだけど、離れてみて気付くことも沢山あります。
お父様、どうかお大事にね。
P.S 血の分析の好きな菱沼さん、執事と微妙に被ります顔(イヒヒ)採血後、血が止まらずスプラッタになったり、痛みに非常に鈍感だったりする所が。。。
恐竜なみに痛みを感じない執事なんですたらーっ(汗)よく友人に『お前は菱沼さんかっ!!』と突っ込まれてますふらふら
Posted by chobimama at 2007年11月30日 18:01
多感な時期に、それは本当に辛い体験をされたんですね。ちょびちゃんへの大切な思いの先に、やかちゃんへの思いがあり、ちょびちゃんの真っ黒な瞳の奥にはやかちゃんが映っているのではないでしょうか。

ちょびちゃんは脚が太いコだったんですね!脚が太いコは、そりゃあもうほんとかわいい犬(笑)
よちよち歩きの頃のバーニーを知らないので、ちょっとうらやましいです。で、ちいちゃんの写真を実家から持ってきちゃいました〜顔(イヒヒ)
Posted by バニ母 at 2007年11月30日 18:41
*バニ母さま>
やかのことは記憶のソコに仕舞ってありました。正直、ほとんど思い出すこともなく過ごしてきましたが、実はバニ母さまのちぃちゃんの記事を読んで、ふと思い出し『あぁ、そうだったのか』と今の自分に納得しました。やっと少しだけ、やかに報いることができたかなぁと思います。ちょびがゆく先にはやかがいると思えたことで、とても穏やかな気持ちになれたんです。きっかけを戴いちゃいました。感謝。
そうよね、バーニーちゃん。。。でもこれからの日々はずっと一緒!実はちょびもやかのことがあったので、3ヶ月完全におっぱい卒業するまで、ブリーダーさんの所から引き取りませんでした。兄弟みんなさっさと引き取られたのに。なので、きっと他の方よりは大きくなってからウチに来たんじゃないかな?と思います。↑の写真はウチに来た初日の写真です。そして数ヵ月後にはなんと3ヶ月預けちゃったのですたらーっ(汗)だから調度バーニーちゃん位の頃のちょびをほとんど知らないの顔(汗)その訳は次回。
Posted by chobimama at 2007年12月01日 02:57
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