2008年02月18日

心臓発作 〜ちょびの場合〜

何度も書いていますが、ちょびは4年前、13歳の時に心肥大の初期と定期検診の際に
診断されて今に至ります。ですから、初期から薬を服用して、執事も注意しながら
過ごしてきました。

勿論、症状の進行に合わせて、先生の指示で運動量を減らしつつ、
温度管理などの環境も整えつつ。

この心臓病、いろんなタイプがありますが、特に小型犬には多い病気のようです。

初期の症状はなんだか動きが鈍いとか『かっかっ!!』となにかが
喉に詰まったような咳をする、はぁはぁと呼吸が荒くなるなど。
咳ときくと『ごほごほっ』という人間の咳を想像しがちですが、
犬の場合、『ごほごほっ』という咳は相当症状が進まないと出てきません。

なかには気がつかず、散歩の途中などでいきなり失神して倒れて『てんかんか?!』と
病院に行って初めて気付くということも少なくないようです。

実はこの失神、ちょびは起こしたことはありません。初期から分っていたので、
呼吸が荒くなったら即、ニトロの貼付薬を耳の裏に張って、安静にして、
発作を大きくしないようにしてきたからです。はぁはぁと呼吸が荒い時は心拍が180前後で、
呼吸が速い時点で既に心臓が負担に耐えている小発作状態と言えるからです。
そのまま放置していると負担に耐えられず、脳に酸素がいかない状態になって
失神するわけです。失神は心臓発作の結果起こる症状であり、呼吸が荒い時点で既に
発作を起こしているのです。失神しないから心臓発作ではないという判断は危険かと思います。
発作が起きても心臓の弱り具合次第で自力で回復することも勿論あるのですが、
心臓は筋肉。もしも負担に耐えられず限界値を超えた場合にはそのまま心臓は
停止します。回復したとしても、発作を起こせば起こすだけ疲労します。
直ることがなく、徐々に進行することを思えば、できるだけ温存したい訳で。

心臓に負担をかけないように注意して注意して過ごしてきても、
心臓は当然ずっと動いているので(当たり前だ)否応なく症状は進んだし。
薬には限りがあるので、寿命との兼ね合いまで考えて、本当はもっと強い薬を使いたいけど、
今から使ったら、後がなくなるからと先生の配慮のもと、薬も温存しつつ4年過ごしてきました。
そして、今、服薬している薬が最終薬。もうこれ以上強い薬はないし、日常的に量を増やすことも
出来ない最後の薬です。この最終薬で約1年頑張っています。
今服薬しているのはニトロ(血管拡張剤)・ジキタリス(強心剤)・
ネオフィリン(強心剤・気管拡張剤)・ラシックス(利尿剤)の4種。
既に耐性出てきているので利尿剤の服薬量も基準より多いです。調子が悪い時には更に
一時的に回数や量を増やして凌いでいます。正直、予想以上に頑張っているちょびなのでGood

この1年、心不全も加わり、不整脈も出てきて、呼吸が止まることも増え、
安静時にもチアノーゼを起こすようになり・・・と症状は進行しました。
現在、不整脈(5秒ほど脈が止まる)や呼吸の停止(これも5秒ほど)チアノーゼ、
動作時の咳はほぼ毎日ですし、昨年は3回大きな発作を起こしています。

発作はなにかの原因で心臓に過負荷がかかると起こります。
過負荷の例としては運動や温度変化、興奮や体調不良など。絶妙なバランスで弱った心臓で
生きているので、そのバランスがちょっと崩れると発作を起こす訳です。

最も驚いたのは興奮。最後の 初秋の発作は何らかの原因でちょびは痛い思いをして
その痛みでパニックになって興奮して走り回ったのが引き金でした。
発見後、執事が全力で抑え続けましたが、ちょびはずっと走っているのと変わりない興奮状態で
酸素吸入しつつ、ニトロを貼りつつ暴れ続けること3時間顔(泣)
執事のたった5分とはいえ不在中に起こした発作で(9月21日記事のコメント欄に記載)
現場を見ていない執事は先生の痛みによる回避行動の興奮が原因という診断に
当時は納得し切れませんでした。

しかも、同い年のビーグルオーナーさん複数から同じように原因不明で気が狂ったカンジで
長時間興奮した事があるというお話を聞いて、やっぱり痛みではないのではないか?と
ずっと疑っていました。

しかし、その後、執事の目の前で壁際でくしゃみをして、おもわずマズルを壁にぶつけた
ちょびがいきなりパニックを起こしてだーっ!!と走りだしたという経験をしました。
ちょびは根尖歯周炎でマズルの骨が溶けて薄く成ってしまっている為、
マズルは非常に敏感です。『コレだっ!!』と執事は初めてやっと納得しました。
『痛いっ!痛いっ!痛ーいっっ!!!!』とソレしか考えられずパニックになるみたいあせあせ(飛び散る汗)
とっさにおやつをあげて、そっちに気をとられるようにしたら、ケロっと治まりました。

突発の痛みなどでこのようなパニックになることがあるという話は
読んだことも聞いたこともなかったけれど、目の前で見て初めて納得できた執事でした。

心臓が悪くないコならば、興奮も運動も問題ないのですが、心臓の悪いコには正に命取り。

こんなことにも注意しなくちゃいけないんだなぁと身をもって知りました。
それ以降、壁には今はお蔵入りしている厚手の低反発マットレスを立てかけて
ぶつかっても痛くないようにガードしています。

壁ガード.jpg

ちょびは方向転換は反時計周りで、その際に左側にぶつかるのが多いので
そちらを重点的にガード。痛みのカバーは可能なんですが、顔を擦り付けながら回転するので
右目が傷だらけに顔(泣)毎日の眼軟膏が欠かせません。
どうやら今は右目がほとんど見えてない様子です。

膝上でろん.jpg

そして今日のちょび。
執事の膝の上ででろーんと肩もみをご堪能中。なんだか不機嫌顔なのは何故????
さすがにこの所、体がちょっとキツイみたいです。酸素ハウスにお籠りが定番です。

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写真を撮って初めて知ったちょびの表情顔(汗)実は執事サービスで嫌々なのか?!
複雑な執事ふらふら
ニックネーム 執事 at 15:07| Comment(17) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする