2007年12月16日

不遇のままシニアになっちゃったちょび

ちょびが8歳までの8年間、執事はレッツエンジョイ学生生活!で遊び倒してたるんるん
社会人になって、連続勤務48日間という記録を残す程、働かされまくってた時代バッド(下向き矢印)
正直、ほとんどちょびと関わっていませんでした。ろくに記憶もないたらーっ(汗)
唯一の接点が病院。ちょびはケージが嫌いで車も嫌いで病院も嫌いなわんこだったので
(後にこれは単に慣れていなかったからだと判った)1人で病院に連れて行くのは
不可能だったので執事と家族の誰かの2人がかりで連れて行くしかなかったのです。

でも、病院に行っても、アナフィラキシーショックのあるちょびはいつも
ろくに見てはもらえず、なんか適当に薬だけもらうって程度でした。
何回かあった根尖性歯周炎による顔からの出血。(リンクを↓にスクロールすると
実例写真あり。ちょびの穴は2cm程で写真の半分位の大きさだった)
でも治療は消毒と止血剤と抗生物質の薬を貰うだけでした。
一度は夜7時頃に結構な量、出血して止まらなかったので病院に電話したんですが、留守電。
思い余った執事弟は直接連れて行って頼もうと言い出しました。
当時、通院してた病院は先生1人で自宅開業していたので。
行って、丁寧に御願いしたのですが、インターホンごしに奥様らしき女性の声で
「時間外の診察は一切していません。」と断られました。薬だけでもと食い下がったのですが、
それも無理でした。

ちょびを押さえつけ、圧迫止血をして、翌朝一番で連れて行ったのですが、
先生は昨夜のコトを一言も触れませんでした。そしていつもの薬だけだった。

今、思えば、このときに他の先生を探すべきだったんです。でも執事の近所には当時
「やか」が通っていた病院(ここでちょびはアナフィラキシーショックを起こした)と
夜間診察を断ったこの病院の2軒しかなかったのです。近所とは言っても
ちょびが歩いていける距離ではなかったし。車で10分って感じ。
車で何十分もかかる他の病院まで通院するなんて、無理って最初っから諦めてたし。
遠くてもちょびをちゃんと見てくれる先生を探そうとは全く思わなかった執事。
仕方ない・・・って思ってた。今も大きな後悔です。

ちなみに「やか」が通っていた&ちょびが通っていてアナフィラキシーショックを起こした病院は
人間より動物が好きなんだろうなぁな某有名お爺ちゃまが
これまた映画の主役まで務めちゃった某有名な愛犬の手術にわざわざ
北の国からお空を飛んで連れて来たというカリスマ獣医が院長な病院。しかーし、
その病院には若い研修医は溢れていたものの、カリスマな院長の姿は拝んだことは無かった。
立派なビルだしね。それ以来、執事はカリスマというものは近寄らないことに決めたのです。


その後、ちょびが8歳になった頃に執事は会社勤めを辞めて、自営業を始めました。
このことで時間の余裕もできてちょびと向き合うようになり始めました。
仕事で長期イギリスに行くことになり、それならついでにあたしも行きたいと執事母も
1週間ほど合流することになって、ちょびを預けなくちゃということになりました。
その頃は執事兄弟もレッツエンジョイ学生生活だったので。
以前に1度家族旅行の際に預けたことのあるちょびの母校?の警察犬訓練学校に久しぶりに
連絡するとなんと「シニア犬は環境変化で体調崩すし、慣れてないコは特に
お預かりは難しいんですよ。しかもワクチン未接種ではどこも預かってくれないと思いますよ」
ときっぱり拒否。執事、晴天の霹靂でしたあせあせ(飛び散る汗) 焦りました。
シニアってのも初耳だったし、ワクチン未接種だと預けられないのも知らなかった。。。
でもワクチンは打てないんだし、診断書とか出しても駄目ですか?と今思えば
馬鹿な質問した記憶があります。

既にチケットも手配していたので、こりゃヤバイと本気でちょびを
預かってもらえる所を探しました。
ペットホテルはワクチンで全滅。でもその過程で病院で預かってくれる場合があるという情報を
得ました。そこでタウンページ片手に近隣4市の病院をしらみつぶしに当たりました。
でも、みんな隔離室がないから無理という返事。
「シニアは環境変化が・・・」もかならず言われた。
もぅ、シニアだってのは判りましたからっむかっ(怒り)!!と怒鳴りたい気分でした。
そんななか唯一、「ワクチン未接種でも大丈夫ですよ。隔離室がありますから」という
当時の執事にとってはホントにホントにありがたかった、すがる藁を差し出して
くださったのが今のちょびの先生でしたぴかぴか(新しい) 
でも正直、今までの他での反応とあまりに違うので、半信半疑で、
(悪徳医者かも?!とも思った顔(汗))再度アトピーもあるし、
アナフィラキーショックもあるし、預けるのも6年ぶりでしかも2度目という事など
正直に申しました。
すると先生は「たしかにお預かりは負担がお互い大きいので、
事前に連れて来られますか?直接ちょびちゃんと会って、最終判断しましょう」と。
話した感じでは誠実さが伺われたので、執事は遥々車で30分かけて
ちょびを連れて行きました。
その場で、ワクチンよりアナフィラキシーショックより、
歯周病が大問題だと指摘されました。
このままじゃ、早々に内臓に細菌が回って致命傷になると。また歯の状態があまりに悪く、
ぐらぐらの歯が血管を傷つけて大出血してショック死の可能性もあると。
お預かりはもちろんしますが、その間に何かあった場合は処置をして良いという許可を
戴けますか?と。執事は寝耳に水なお言葉に、もちろん御願いしますと答えました。
あまりに今までの先生とは異なる診断ではありましたが、執事は逢ったばかりとはいえ
この先生の判断の方が正しいのでは?と思いました。仕方ないと諦めていたとはいえ、
やはり納得はいかず、ずっと不安だったから。
なので、今後通えば先生はちょびに服薬以外の治療をしてくれますか?と訪ねてみました。
「もちろんです!時間は掛かるけど、コンだけ悪化した歯でゴハンを
しっかり食べてるなんてちょびさんはやる気が半端じゃないコだと思いますよ!
出来る事はあります。ちゃんと治療すれば、まだまだ長生きできますよ!」と。
1週間預かってもらい、その後通院を始めました。預かりの間も先生自身が
いろいろと見てくださったのがお話から伺われて、執事は「私も頑張りますから、
何とかして下さい!!」と御願いしました。

その後、先生の指導のもと、執事とちょびはいろんな改善やら治療やらを続けてきました。
ダイエットも1年がかりで5キロ弱。脂肪だけを落として筋肉はつけるというやり方で。
麻酔はリスクを考えると踏み切れずにいて、先生の懸念していた大出血を実際に起こして
やっと11歳の時に決心して手術。アトピーは洗濯(シャンプーとも言う)は治療も兼ねて
早々にしてましたが、軽くなったとはいえ、完治するには数年かかったし。
その結果が今のちょび。先生の9年前の予言?通り、長生きしてます。
いまやちょびのキーワードの「やる気」も最初に口にしたのは先生でした。
ちょびのQOL(Quality of life 生活の質)は先生と会ってから飛躍的にUPしました。
執事が全く思っても見なかった事を、いつも先手先手でアドバイスを下さるお陰で、
相当早くから低反発マットも満喫し、ゴハンも柔らかくしてもらい、
冷暖房の恩恵にあずかり、カートに乗せてもらえたちょび。
そして最近やっと先生に追いついた執事。先を行き過ぎて(心配しすぎともいう顔(汗)
苦笑される様になってます。執事のどんどん増える“寝たきり介護知識”に
先生は“ちょびさんがなるかね?!”と。食べられなくなった時用に、
既に次々流動食の試食もしているのであせあせ(飛び散る汗)
そしてシリンジもスプーンもOKだった流動食も各種ストックしてるしたらーっ(汗)
ビビリです、はい。こぼしたご飯まで狙う今のちょびに必要なのか?という
先生の疑問も最もですふらふら

8歳まであまりに不遇だったちょびが待遇改善されて9年。やっと不遇の年月より
待遇改善されてからの年月の方が長くなりました。

執事がちゃんとしてればホントなら8歳までも辛い思いをせずに済んだことを思うと、
長さの問題ではないのですが、でもやっぱりちょっとほっとしていたりもする執事です。

クッキー.jpg
                        PHOTO by Shigeru Yuyama

今は先生からクッキー貰うのが何より楽しみなちょび。刻まれてるケド。
だって刻むの執事に教えた張本人は先生ですから!!
ちょび、先生からクッキーまるごと貰って丸呑みして、窒息しかかった経験があるんですたらーっ(汗)
「獣医が畜患を危険に晒した」と本気で先生から謝罪された執事。
でも悪いのはちょびですから顔(汗)

いまでは先生の顔を見るとペロペロしてるちょびです。最近はあまり待たせると、
興奮して脈拍が200に上がってしまうのであせあせ(飛び散る汗)、先生もさっさと
先にクッキーをやってからじっくり診察というパターンです。ご褒美、先に貰うなよ顔(汗)
ちなみにこのご褒美、他のコは貰えませんあせあせ(飛び散る汗)ちょびは患者の中でもほぼ
最古参の最長老の遠距離通院犬なので、先生なりのエールらしい顔(イヒヒ)
ちょびも貰えるようになったのは15歳過ぎてから。余生を送るわんのみの
お楽しみなのです。執事的には、他の飼い主さんの視線が痛いこともありますが顔(汗)
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その頃の執事とちょびに『どうみてもちょびに使われてる!
慕われてるとか甘えられてるのとは違うわ。きっとそのうちちょび
“執事、鼻かめっ!”って言い出すよ顔(イヒヒ)』と予言した親友。
予言見事的中!『執事』の名付け親はこの方。
この方、ちょびに初めて対面した時に『あっ!馬鹿犬だ!』とほざいた失敬な奴。
家族は『アイツに二度と家の敷居を跨がすな!!』と激怒顔(イヒヒ) でも今でも親友。
この方の意見は大抵正しいからね顔(汗)ぐぅの音も出ませんぜ、執事。
ニックネーム 執事 at 00:33| Comment(8) | TrackBack(0) | 生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする