2007年11月10日

今、思うこと 〜1人と1匹暮らし1年が過ぎて〜

ちょびと執事が1人と1匹暮らしを始めてから早いもので1年が過ぎました。
季節を一回り、隣で一緒に過ごしたんだね。
実家のALLフローリング環境で立てなくなっちゃって、急遽の引越し。
ちょび仕様の新居で立って歩けるようになったのはとっても嬉しかったよ。
でも半月かけて慣らしてから引っ越したのに、覚悟はしてたけどやっぱり痴呆症状がでて、
昼夜逆転に夜鳴き、排泄コントロールもできず、挙句の果てには激しい分離不安。
ホントに執事は泣きたいような日々だった。立てない生活より、呆けても歩いていて欲しいと
願った執事の選択だったけど、やっぱり想像以上だったもん。
すごーく昔のことに思えるけれど、1年前なんだね。
“年を越せないかも”と言われ、なんの準備も心構えもなかった執事は
“それだけは嫌ぁーっ!!”と必死だった。毎朝、ちょびが生きてるかホントにホントに
バクバクしてた。夜鳴きがひどい時には、困り果てて、仕方なく毛布でグルグルに巻いて
深夜お外をカートで徘徊してた怪しい1人と1匹だった。星が綺麗だったね。寒かったケド。

年を越したら、なんとか桜を一緒に見たい!!って欲が出て、
“風邪をひかせて肺水腫になったら命取り”と外にも出さず、温室な室内で真綿に包むかの如く
ちょびと暮らしてた。早く春が来ないかなってそれだけが待ちどうしかった。
日々、恐れながら、それでも必死で祈り続けてた。

桜の次はアジサイ、その頃から読み逃げしてた多くのブログにコメを書くようになって
いっぱい相談にのって貰って、いっぱい励ましも貰って。自分も始めてみたりして。
気分的にはとっても楽になったんだけど、やっぱり夏の発作を経験して
“もう少し”って思ったりも。祈ったって叶わないなら、もう喧嘩売ってでも
渡さないっ!!って気分にもなった。どこまででもあがいてやるっ!!って。
2度目の発作の時には、やっぱり喧嘩売っても無理なんだなぁって、しみじみ思い知った。
こんだけやっても、駄目なこともあるんだなぁって。無力だなぁって。
虚しさもあったけど、なんだか自然に、そういうもんかとも思えてきた。

そう思えたら、やっとやっと最近、楽になれた気がする執事。

ちょびの様子を見てたら、なんていうのかなぁ、当たり前に老化をうけいれて
淡々と日々変わらず、“やる気”でご飯を食べて、疲れたら寝て、ちょっと徘徊して
って過ごしてる。散歩とご飯はそりゃもう嬉しいって弾けるし。
立てなくっても、“なんだか、立てませんケド?!”ってカンジ。パニックにもならず、
吠えもしない。ただペタって執事を見上げてる。ちょびはいろいろ考えたりせず、
ただ生きてるんだよね。なんか執事はちょびに教えて戴いた感じです。


日々の生活は心臓疾患がある時点で管理はやっぱり必要。でも生活自体は要支援レベルだし、
お外じゃ、支援は不要!!ってピンシャンしちゃって、態度大だし顔(イヒヒ)
これもね、勿論波はある。足の具合によって、“今日は要介護”って日も確かにあるしね。
でもそれでも、穏やかだよ、毎日。ご飯食べればおいしいねるんるんよかったねるんるんって
笑えるし、コケてもそれはそれで笑える。やっちゃったねぇって。
新聞踏みつけて徘徊されれば、“全くよぉ!!”ってまた笑顔。
ちょびがいるから、執事は毎日笑っていられます。

1年前にはすごーく悩んだお漏らしやら嫌がらせちっちも、最近は“はいはいっ!”って
当たり前になってる自分に気付くし。ちょびも“してやったり!!”って顔してるもん犬(笑)
片付けしてる執事の邪魔しに来るしね。
1年前は室内ハウスに籠ってお尻向けてた、執事に。怒られるって分ってるから。
それだけ、執事に余裕がなかった証拠だと思う。穏やかな時間が流れるようになった
最近はほとんどしないもん、お漏らしも嫌がらせちっちも。
どうやら尿意は急にギリギリにならないと分らないらしく、よっこらせって立ち上がって
さぁちょびセコム!!って張り切って廊下に出た途端、マジで焦って
すたたたたっ!!!!っていつもの倍速で一目散にトイレに向かったりしてるちょび。
その姿の笑えることったらない顔(イヒヒ)“おぅおぅ、間に合ったか。よかったねぇ!!”
って思わず声をかけてやりたくなる。本犬的にも“ふぅ〜っ”って顔してるんだ、これが顔(イヒヒ)
笑えるよぉ、ホント。

だからね、思うんだ。もう大丈夫って。
この先どんなにちょびの老化が進んでも、ちょびが淡々と生きてる限り、執事は付いてく。
ちょびが苦しんだら、精一杯、その苦しみを軽くする努力を執事はする。
ちょびがここにいる限り、執事は隣にいるから。ちゃんとついてるから。
そして、ちっちゃな笑えることを最後まで一緒に笑おう、ちょび。


引越し以来、ずっと執事が目に付く所に張っていたちょっとすすけた紙片からの一文をここに。

Go with me on difficult journeys. Never say, I can't bear to
watch it or Let it happen in my absence.
Everything is easier for me if you are there.
Remenber, I love you.

犬の十戒として知られている最後のひとつ。

たどり着けた気がします。今そう思えたことに、間に合ったことに深く深く感謝します。

先がもし数時間しかなかったとしても、数年あったとしても、この気持ちだけは
忘れずに、笑っていこうと思います。この幸せを精一杯抱きしめながら。


         今思うこと.jpg
                PHOTO by Shigeru Yuyama

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にほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ執事が書いておきたくて書いちゃった今日。
なので、コメレスはなしとさせて頂きます。本当はコメ欄を閉じたいのですが、
この記事だけ閉じるってことが出来ないので。もし、許して戴けるならば、
今日のコメはココに残さずに、
皆さんの胸に残して戴けたらと思います。
勝手言ってゴメンなさい。
出来ました。のでコメント欄は閉めさせて戴きます。

ニックネーム 執事 at 14:03 | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする